まいにちを、ていねいに。

料理家・メディカルアロマインストラクター 太田みお Official Website



山菜の天ぷらを美味しく揚げるコツ


二十四節気の3番目の、啓蟄(けいちつ)。
暖かくなり、土の中の虫たちが活動を始める「事始め」の時期でもあります。
何か新しいことを始めるならこの時期が吉ともいわれています。そして、この啓蟄の時期の美味しい旬のものといえば、山菜でしょう。

 山菜といえば、調理するときにはアク抜き(重曹と熱湯をかけて、そのまま重曹水の中で一晩浸ける)が必要な場合がほとんどですが、天ぷらにする場合は、ごく一部の山菜を除いて、アク抜きせずに簡単な下処理だけでいただくことができます。

 山菜の天ぷらを美味しく作るコツは、独特の香りや風味を損なわないように、衣は薄めにし、短時間で揚げるのがポイントです。